婚活でデート中のスマホが気になるとき、どう伝える?
デート中、相手が何度かスマホの画面を見る。仕事の連絡かもしれないと思いながら、話の続きが少し言いにくくなることがあります。「婚活でデート中のスマホが気になるとき、どう伝える?」。相手を責める前に、自分が何を大切にしたいのかから話してみませんか。
スマホを見る理由を、先に決めつけない
日本の第17回出生動向基本調査は、2025年に全国の独身者と夫婦を対象に実施され、アプリ等で知り合った夫婦の割合が前回より増えたと報告しています。ただし、デート中のスマホの使い方や、その受け止め方を調べた結果ではありません。出会いの入口が変わるなかでも、画面越しのプロフィールや条件だけでは、目の前の人が何を気にかけているかは分かりません。条件の確認を急ぐあまり、会っているときの小さな違和感を話す機会が後ろに回っていないか。これは調査結果ではなく、この記事からの問いです。
画面を見た理由には、急ぎの用事も、普段の習慣もあり得ます。一方で、あなたが会話の途中で取り残されたように感じたことも、消さなくてよいものです。理由の推測と、自分の気持ちを分けて伝えると、相手の事情を聞く余地が残ります。
食卓で、短く確かめる
たとえば、喫茶店で話している途中、相手がテーブルのスマホを確かめた場面です。あなたは少し言葉を止めます。
あなた「今、話の途中で画面を見たから、続けていいか迷ったんだ」
相手「ごめん。家から連絡が来るかもしれなくて、気になってた」
あなた「そうだったんだ。急ぎなら先に確認しても大丈夫だよ」
相手「ありがとう。今は返事が必要な連絡じゃなかった」
あなた「話す間は、スマホを脇に置いてもらえると、私は落ち着くかも」
相手「分かった。気になる連絡が来たら、そのとき一言伝えるね」

ここでの返事がいつも同じになるとは限りません。相手にも事情や、会話中のスマホについて別の感覚があるかもしれません。お願いへの反応を見ながら、二人にとって話しやすい形を探せます。
対話型組織開発では、出来事を一つの説明で固定せず、異なる見方を会話に招くことを重視します(BusheとMarshakの概説)。組織のための視点を親密な関係へそのまま移せるわけではありませんが、「失礼な人だ」という結論だけで会話を閉じないヒントにはなります。家族療法の研究者Tommも、質問の前提や意図が問い方に表れると整理しました(原論文)。これは相手を分析する方法ではなく、「何の連絡を待っていたの?」と事情を尋ねる際の参考です。
結婚後も、食事中の過ごし方や連絡への応じ方など、日々の意見が食い違うことはあり得ます。米国の夫婦を追った縦断研究では、結婚初期の対立場面での行動パターンと、その後の離婚との関連が報告されました。ただし、婚活中のスマホ使用が離婚につながるという研究ではありません。すれ違いをすべて解消する必要があるかより、違いが残るときにも話せるかを、ゆっくり見てよいと思います。
今日からできることは、次に気になる場面があったら「今、話を続けて大丈夫?」と一言だけ確かめてみることです。
今日のあなたへの問い: 一緒にいる時間に、あなたが大切にしたいことは何でしょう。
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